テーマ
クエリの「マージ(結合)」の「結合の種類」について紹介します。
サンプルデータ
今回使うサンプルデータは以下の通りです。
- 左ファイル
番号3が欠番です。
- 右ファイル
番号4が欠番です。
結合の種類
「結合の種類」の選択により、「照合列」をキーとしてマージした後に残る行が異なります。
クエリの「マージ」画面で、上のクエリが「左」、下のクエリが「右」となります。
それぞれ「マージ」の実行後、右クエリを展開した結果です。
- 左外部
結果:4行
左クエリ行をすべて残します。
右クエリに無い行(番号:4)はブランクデータになります。 - 右外部
結果:4行
右クエリ行をすべて残します。
左クエリに無い行(番号:3)はブランクデータになります。
- 完全外部
結果:5行
左右クエリにある全ての行を残します。(和集合)
どちらからかみて無い行はブランクデータになります。
(個人的にこの機能がとても素晴らしいと思います。VLOOKUP関数では必ず、右か左のどちらかしか基準にできませんでしたが、「完全外部」なら一回で両方の基準での比較ができます!) - 内部
結果:3行
左右クエリの両方にある行のみ残します。(積集合)
- 左反
結果:1行
左クエリにはあるが、右クエリに無い行を残します。
- 右反
結果:1行
右クエリにはあるが、左クエリに無い行を残します。